傲慢な課長

今、会社で上司がレポートを書いています。

レポートを書くには当然理由があるわけで、その理由はどこの会社であっても(1)お客さんのため(2)今の会社をよりよくするため
のいずれかに集約されると思います。

今、上司が書いているレポートは「現状把握」がメインとなっているため、(1)にも(2)にも該当しません。
「現状把握」は前に進む上で非常に重要な作業であることは間違いないのですが、把握にとどまり、(1)、(2)に発展しないのであれば、
あまり意味はなく、自己満足の世界だと僕は思っています。

そもそも、部下の残業は多く、仕事が立て込んでいる。

部下は課長に真っ向から反論はできないので、「(1)や(2)に該当するための手段はレポートに書かないのですか?」
と聞いてみる。

課長はこう答える。「(1)や(2)にもっていくために、そのうち考える」

そもそも一番重要なはずの(1)、(2)を考えないでできるレポートに期待なんかできない。
ひたすら1日中、パソコンのキーボードをたたき続けている課長。

ある時突然メールが来る。

「まとめてみました。意見があればお寄せください。」
30枚を超すようなレポートだ。

全ては読めないが、とりあえず、部下数名がメールで「趣旨・目的について検討したいので話し合いの機会を作っていただきたい。」

翌日、意見を出した部下は出張に出ていた。話し合いはできていない。

にもかかわらず課長は「部長に説明をして了解してもらった。今後、進めていくから協力するように」

今、こんなことが職場で起きています。
どうしたら、解決できるか真剣に悩んでいます。